うのかばん

ランドセルへの想い

Our Minds For Making an Ideal Randsel
ランドセルへの想い

桜の咲く小学校にドキドキしながら向かう、うしろ姿。
小さな背中にはぴかぴかの大きなランドセル。
その姿は一生に一度、人生にとって大切な記念の時です。
だからこそ、納得のいく満足のいく
素敵なランドセルを背負っていただきたい。

宇野カバンのランドセルは
使いやすさとお子さまの体を考えた設計にこだわりました。
部品ひとつ、素材ひとつを吟味して、どこにもない
「最高のランドセル」をお届けします。
6年生最後の日まで
日々おおきくなるその背中を一緒に見守ります。

宇野カバンの3つの想いOur Three Minds For Making an Ideal Randsel

“ランドセルって誰のもの?”お客様との対話から生まれる鞄

“ランドセルって誰のもの?”
お客様との対話から生まれる鞄

雨の日も風の日も、「行ってきます」「ただいま」と
毎日子どもたちの背中に乗るランドセル。

そう。当たり前ですがランドセルって、子どものものなんです。
では子どもにとって、"よいランドセル"とはどんなものか。

向き合い続けて60年以上、お客様の声を真摯に受け止め、毎年すこしずつ改良を重ねてきました。

“ランドセルって誰のもの?”お客様との対話から生まれる鞄

「少しでも軽い牛革ランドセルがほしいのですが?」
独自の改良を重ねた結果、耐久性を損なうことなく
一般的な牛革ランドセルよりも軽いランドセルができました。

「お姉ちゃんのランドセルは、背中の部分が蒸れてしまって……」
人工皮革(クラリーノ)を使ったランドセルも、
背中に当たる部分は、肌触りのいいソフト牛革を使用することにこだわっています。

「荷物が多くても入れられるようにしてほしい」
横幅・マチ幅ともに大きいサイズで
A4フラットファイルや給食袋もすっぽり入れていただけます。

重さ、形、素材、色……
機能は加えながらもシンプルな上品さはそのままに。
さまざま声を聞き、試作を重ね、今の品質に仕上げました。

オーダーメイドのカバン作りからはじまった
「ご希望を形にする」というこだわり。
進化を続けながらもランドセルへの飽くなき探究は続きます。

毎日使うものだから6年、その先までの丈夫さを

毎日使うものだから
6年、その先までの丈夫さを

卒業と同時に、ランドセルの役目は終わります。
子どもたちとともに毎日過ごす6年間は想像以上に濃厚です。

時にはやさしい時間がゆるやかに流れ、
時には激しく厳しい時間が嵐のように過ぎ去ります。
そんな濃厚な時間をともに過ごすには、丈夫さ、強さが不可欠。

毎日使うものだから6年、その先までの丈夫さを

当店のランドセルは、6年間のその先までの耐久性を求めることで、
子どもたちの6年間にしっかり寄り添います。

特に負担のかかる部分は太い糸で手縫いをし、100以上の細かな
工程を一つひとつ丁寧に手作業で仕上げています。

カバン職人が誇る熟練技「キザミ※」もそのひとつ。
革を扇状にひだ寄せし、美しい角の形を保つには
手仕事でしかできません。
職人の技の結晶により、丈夫なランドセルに仕上がっていきます。

※鞄の角の革を細かく均一に寄せて「ひだ」を作り、美しい扇形に整えること。「菊寄せ」とも。

こうして6年間大切に使っていただいたランドセルは、味わい深く皺が刻まれ、愛着のある鞄となります。

たとえば卒業後には革小物として生まれ変わらせることもできます。
なかには、年のはなれたご兄弟に受け継がれ、12年間ものあいだ現役だったランドセルもあるほどです。

一生モノの革製品として愛されるランドセルを目指しています。

道具、材料、工程入念な準備こそが品質に繋がる

道具、材料、工程
入念な準備こそが品質に繋がる

先々代の創業者は「段取り」「下ごしらえ」という言葉をよく使い、
「段取りが全て」と若い職人たちを育てました。

それは、作業の工程だけでなく、
素材選びから道具の手入れまで全てにおいてです。

道具、材料、工程入念な準備こそが品質に繋がる

機械での量産が進むなか、宇野カバンでは、 今でも包丁1本で裁断をすることもあります。

道具は職人の命。 体の一部ともいえる道具を手に、無駄のない工程を踏みプロの仕事が生まれます。

いい仕事は、作り手の人柄も真摯さも映し出す。 それが「安心して背負えるランドセル」の品質となるのです。